特定非営利活動法人ナチュラルセラピー研究会


  永田先生のダイエットコラム



第7回 メタボリックシンドローム


最近では聞き慣れた言葉となってきましたがまだ知らない人のために分かりやすく説明したいと思います。

これは別名「内臓脂肪症候群」と言って内臓脂肪が蓄積されている内臓脂肪型肥満の状態を基に、血圧(130/85mmHg以上)、空腹時血糖値(110mHg/dl以上)、中性脂肪値(150mg/dl以上又はHDLコレステロール40mg/dl未満)の3つの内2つ以上の異常値とBMI25(体重÷身長m÷身長m)以上でメタボリックシンドロームと診断されますがこれはまだ病気ではありません。

しかし単独での医学的数値がそれほど悪くなくても複数重なれば相乗作用としてその最終章に「動脈硬化」という動脈が固くなって血管が詰まってしまう恐ろしい病気が潜んでいます。

これらは早期に発見して早期に対応すれば未然に防ぐことが出来ます。 まずヘソ位でのウエスト周囲を測定して下さい、その結果男性85cm以上、女性90cm以上ならば「内臓脂肪型肥満」の疑いがあるということになります。

これはCTスキャンでウエスト周囲を輪切りにして内臓脂肪を測定した場合に内臓脂肪が100?以上ある場合を内臓脂肪型肥満と判断しますがウエストで見た場合、男性85cm以上、女性90cm以上がそれと一致するからです。

将来的にはこの数値が見直される場合があるのであえて“疑いがある”としましたが今のところは男性には厳しく、女性に甘い数値となっています。

日本では高齢化が進み、高齢者に与える医療費が不足してきたことを危惧されて「高齢者の医療の確保に関する法律」が出来、来年4月1日から施行されます。このキーワードも「メタボリックシンドローム」と「生活習慣病予防」となっています。 これによって健康保険組合などの医療保険者は被保険者の健康診断の結果、その数値が悪ければ積極的に保健指導を与えて改善できるように支援しなければならなくなります。

ここで考えて欲しいことは一つ一つの症状が進行してから慌てないように医学的数値に限らず、身の回りの異常を感じ取ることです。 いつもは軽視しがちなことや分かっていながら改善しないで先送りにしている場合には下記を参照して考え直して下さい。

① 普段から食事量が多い。

② 間食(甘いもの)が止められない。

③ 料理は濃い味が好き。 ④ アルコールの量が多い。

⑤ ストレスが多い。

⑥ 外食が多い、又は野菜不足を感じる時が多い。

⑦ 駅やビルでは階段よりもエレベーターやエスカレーターを選ぶ。

⑧ 1日1本でもたばこを吸う。 ⑨ 殆ど運動はしない。

⑩ 朝食を抜いたり、夕食が遅かったり、夜食を食べたりする。

上記以外に「疲れやすい」、「肩凝りや腰痛」、「しびれや冷え」、「食欲不振や好みが変わった」、「通勤や通学が辛い」、「眠りが浅い、眠れない」等々といった状態も一つや二つなら問題なくても複数が重なれば危険信号です。

油断しないでいつも自分自身の身体(健康)をチェックしながら見直して下さい。 今回は少し難しかったかも知れませんが“自分の健康は自分で守る”を実行して下さい。 。


                            
                                                    (株)TNヘルスプロジェクト
                                                            永田 孝行





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